さっと着れるTico kimonoに新しくレース素材が仲間入り

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一般に現在の「レース」と呼ばれるものは15世紀後半から16世紀にかけてのヨーロッパが発祥です。

このレース技術はイタリアのヴェネチア、もしくは北ヨーロッパのフランドルで最初に開発されたと言われています。

17世紀後半になると、レースは王族貴族が身につける装飾品として「富の象徴」と言われ、ドレスなどに利用されてきました。

その後産業革命が起こり、手仕事で行われていたレースは機械で作ることができるようになり、庶民に広まったという歴史があります。

数ある着物の種類の中でも近年、多く見かけるようになった「レース」の着物。

多く見かけるようになりましたが、着物を着る人数や全世代から考えるとまだまだ少数派といえます。

レースが注目されている理由は、レースがおしゃれ度をアップさせる便利なアイテムだからではないでしょうか。レースの着物は、周りの人と差をつけられて、ひと味もふた味も違ったおしゃれを楽しめるものだと思います。

前回のマガジンから

2015年の経済産業省のアンケートでは

1位「着物は着るのが大変(一人では着られない)」

2位「着る機会がない」

3位「費用がかかりそう(値段が高い、着付け、手入れ、保管など)」

という意見が挙げられました。

ですが一方で95%の人が「きものを着たい!」という意見があり、「費用面や着る手間がかかるという不安はあるけど、きものは着てみたい…」という皆さんに「Tico kimono」では簡単に着ることのできる「着物」の第二弾として「レース着物」をリリースいたします。

この着物は「対丈(ついたけ)」※1になっており、その代わりに「おはしょりベルト」を付けていただくことで、着るのに困難な「おはしょり」の問題を解決できます。

※1 対丈とは・・・きものの丈が着丈と同寸のもの

帯も結び方が難しいアイテムですが、簡単に着用できるように「結び帯」でご用意しています。

また、「Tico kimono」では着物として以外にも着用していただけるように、両サイドにポケットを付け洋服の上からでも羽織っていただける新たなファッションアイテムとして製作いたしました。

フォーマルのイメージがある着物ですが、パーカー+着物、スニーカー+着物など自由な発想で着用していただき「着物ライフ」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※着方についてはこちらをご覧ください。

YOUTUBE「ティコチャンネル」
https://www.youtube.com/watch?v=VXeagB53Eao

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